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日焼け止めQ&A

最近、日焼け止めについてたくさんのお問い合わせを頂いています。
そこで、今回は皆さんの疑問にお答えいたします。

A:日焼け止めは「シミ」に影響を与えると言われている【UVB】と
「シワ」「たるみ」に影響を与えると言われる【UVA】という
2種類の紫外線からお肌を守ってくれます!
SPFはUVBを防ぐ【時間】を、PAはUVAを防ぐ【効果】を表しています。
SPFは1=約20分、(例 SPF20=20×約20分=約6時間)UVBを防いでくれます。
また、PAは「PA+」効果がある「PA++」効果がかなりある
「PA+++」効果が非常にあると、+が多いほど効果があります。

A:近所へのお買い物や洗濯干しぐらいなら「SPF20」(約6時間)で十分ですよ。
ただし、将来シワやたるみを作らない為にPA値はとても重要です。
普段使いでも「PA++」を選ぶことをオススメします!

お肌が敏感な方は要注意!
SPF値やPA値が高いほど、お肌に負担が!!
日焼け止めの数値は高ければ、いいというものではないので、ご注意を。
SPF値やPA値が高くなれば、紫外線防止の効果や時間は高まりますが、日焼けを防ぐ為の成分※下記参照がたくさん配合され、その分お肌への負担も増えてしまいます。

最近の日焼け止めは、SPF値やPA値が高くても使用感がいいので、お肌に負担があまりないように感じますが、海やレジャーでお出掛けされるとき以外は、SPF20、PA++ぐらいのものを選びましょう!

日焼けを防ぐ為の成分

日焼けを防ぐ成分は主に、「紫外線反射剤」と「紫外線吸収剤」の2種類があります。
名前の通り、「紫外線反射剤」は日焼け止めが紫外線を反射して、お肌の日焼けを防ぎ、「紫外線吸収剤」は日焼け止めが紫外線を吸収して、化学反応により熱に変え、日焼けを防ぎます。

「ノンケミカル」だから、お肌に優しいとは限りません。

最近よく聞く「ノンケミカル」の日焼け止めとは、「紫外線反射剤」のみを使用して日焼け止め効果を出しているものです。
「ノンケミカル」が増えてきたのは、化学反応を起こすことで、日焼けを防止する「紫外線吸収剤」よりも紫外線を反射して日焼けを防止する「紫外線反射剤」の方がお肌への負担がより少ないといわれているからです。

 

しかし最近では、「紫外線吸収剤」が直接お肌に触れないように、カプセル化されたお肌に優しいものも出てきています。
また、「ノンケミカル」でも、SPF値やPA値を高める為には、紫外線反射剤を多量に入れる必要があり、多量に入れることで使用感が落ち、お肌が乾燥したり、白浮きしやすかったりなどの欠点もあります。
その為、使用感をよくする、石油系の合成界面活性剤を使用しているものも。
「ノンケミカル」だからお肌に優しいという事ではありませんので、ご注意くださいね。

A:本当は1日1回途中で化粧を落として塗り直すほうが仕上がりもきれいで、
ベストですが、出先では大変ですよね。
最近では、ファンデーションやお粉もUVカット機能に優れているものが
たくさんあります。皮脂や汗をティッシュなどで押さえてから
ファンデーションやお粉を塗り直してください
外出前はしっかり日焼け止めを塗って、
こまめにファンデーションやお粉で化粧直しをすると簡単でいいですよ。

A:お顔に塗っていただく時は、乳液タイプなら「1円玉2個分」
ジェルやクリームタイプなら「大粒パール2個分」以上の量を塗ってください。
その後、ファンデーションやお粉を重ねると◎。
塗布量が少ないと効果は半減してしまうので、たっぷり使ってください。

 ワンポイントアドバイス
【化粧ノリがよくなる“焼けにくい&崩れにくい”塗り方】


少しずつ塗るのはムラの原因になります。
適量(上記の半分の量)を手のひらに出して、額、鼻の頭、両頬、アゴの5箇所に置き、イラストのような流れで、隅々までなじませます。
そしてもう一度同量を重ねると、とてもキレイに塗れますよ。

A: はい、肌トラブルを避ける為にも使い分けることをオススメします。
顔には口、目、鼻、舌、唇などの感覚を司る大切なパーツがあり、
泣いたり笑ったりして表情を作ったりもします。
とても繊細な働きをするので外の刺激にも敏感で、
そのため顔の皮膚は体の皮膚に比べて薄いといわれています。

ですから、お顔用の日焼け止めは保湿成分や美容成分が配合され、
肌への刺激となる物が直接触れないように処方してあるなど、
肌トラブルを避ける為に工夫がされているものを選びましょう。
体に塗る日焼け止めは、SPF50など強力な日焼け止めでも大丈夫ですが、
お顔に塗る場合は、SPF20ぐらいのものを選び、
こまめに化粧直しをするほうが肌への負担が少ないですよ。