美肌コンテンツ

夏の「光老化」にご用心

「光老化」とは聞きなれない言葉ですが、簡単にご説明すると、普段は衣類で隠れている、「太ももの内側」や「おしり」といった部分は、やわらかくてツルツルの肌質なのに、陽にさらされている「手の甲」はシワシワ…。
これこそが「光老化」です。

紫外線を浴びている部分のほうが早く老化しやすいということなのです。

光老化による2大悩み

しわ

illust_07

紫外線を浴びると、お肌の弾力を担っているコラーゲンの量が減少し、弾力を失ってたるんだ部分がやがてはシワに…。

シミ

illust_08

紫外線を浴びると、肌を守るために紫外線を通さない黒色のメラニンがつくられます。
これが徐々に肌表面に押し出され、肌の上で停滞してしまうのがシミです。

肌の衰えの原因は大きく2つ

お肌の老化には「加齢による自然老化」と「外的要因による老化」の2種類があるといわれています。
「自然老化」の特徴は、肌触りは清らかで厚みも均一。

くすみもありませんが、目尻や口角など、表情を変えるために使う部分が「しわ」や「たるみ」になってきます。

illust_06

一方「外的要因による老化」の主な原因は「紫外線」による「光老化」。
シミができるのはもちろんですが、ハリをつかさどっているコラーゲンが破壊され、肌触りはゴワゴワに。

キメも乱れて、いたるところに小じわがつくられていきます。
結果として見た目年齢が実年齢をどんどん上回り、老けて見られやすくなってしまうのです。

光老化のケアには保湿も重要です

自然な老化は避けられないことですが、光老化は紫外線対策をすることで、ある程度防ぐことはできます。
そのためのお手入れ方法は主に2つ。

まずは紫外線が肌奥に届かないようにするため、ちょっとの外出でも必ず日焼け止めを塗ること。
これは、夏や雲の日にかかわらず、一年を通して常に行うことが大切です。

さらに、意外に思われるかもしれませんが「保湿」も大きな対策になります。

保湿をすることで、破壊されたコラーゲンの生成をサポートすることが可能になるだけでなく、古い肌を捨てて、新しい肌を作り出すサイクル「ターンオーバー」も、保湿によって促すことができます。

また、クリームなどで良質な油分を補い、お肌の柔軟性を保つこともオススメです。