美肌コンテンツ

くぼみ&コケ顔に有効なメイクテクニック3選!

監修:皮膚科専門医 岩本麻奈先生

頬、目、こめかみetc. 顔のいろんなところがコケたりくぼんだり…。

若い頃は、ぷっくりほっぺがいやで、とにかく小顔化!と、ほっそり顔に憧れていたのが、ふと気がつくと、ほっそりを通りすぎたコケ顔に…。そのうち頬がくぼんだり、目が落ちくぼんだり、こめかみがペコッと凹んだり…。原因は、お肉が削げやすい骨格に加えて、筋肉の衰え、皮下脂肪とコラーゲンの減少などです。

くぼみ&コケ顔に有効なメイクテクニック!

1.くぼみが気になるところは、下地を重ね塗りして影を消す

顔のいろいろなところのくぼみが気になるようになったら、厚づき感がなく、悪目立ちしない下地を選び、くぼみが気になる部分に重ね塗りすると、明るさが増してくぼみが気にならなくなります。

2.こけた頬には「レッド」に「ライトピンク」を重ねる

頬とまぶたのくぼみは、膨張色をのせてふっくら見せます。ファンデーションのあと、まずレッドのクリームチークを笑ったときにポコッと盛り上がる頬の丸みに入れて、血色感を出します。その上からライトピンクのパウダーチークをやや広めに重ねるように、横長のだ円形に入れて。レッドは血色が失われがちなR45の肌には欠かせない色ですが、膨張色ではないので、明度の高いライトピンクを重ねることで、ふっくら感を足します。

3.くぼみまぶたはツヤ系のベージュピンク一色でOK

くぼんだまぶたは、朝はそれなりに大丈夫でも、夕方になって疲れてくるとさらに、目が落ちくぼんで見えがちです。そのため、くぼみが強調されるダークなアイカラーではなく、ツヤ感のあるシアーな発色のベージュピンクのクリームシャドウを選ぶとよいでしょう。
指先で上まぶたのいちばん膨らんでいる部分にのせ、ワイパーのように左右に動かしながらまぶた全体になじませると、明るく自然なグラデーションができて立体的な目元になります。
NGなのは、あれこれ色を重ねてグラデーションを作ること。重ねるほど、くぼみの深さは増していくと心得てください。まぶたのくすみが気になるなら、アイメイク前にアイリッドベースなるものをまぶた全体に仕込んでおくのも手です。美容成分が配合されているので乾燥も防げます。
眉は、上がり眉だとよりコケて見えるので、横幅を強調する平行眉、あるいはふっくらイメージの下がり眉にトライして、印象の違いをご確認ください。

 

出典:著書「女医が実践している いつまでたってもキレイの事典」より(内容は掲載に際し適宜編集しております)

岩本麻奈

東京女子医科大学卒。慶應義塾大学医学部皮膚科教室の研修後、市中病院勤務を経てフランスへ。現在、フランス、日本、ASEAN諸国をベースに、人・健康、生活スタイルに関する情報を収集し、独自の視点を交えて発信している。
【岩本麻奈 オフィシャルブログ 『はだぢから開発室・分室』 Powered by Ameba】