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ドクダミを一本一本手摘みで収穫しています

美しさのために、椎葉の自然の力を余すことなく化粧品へ。

豆腐の盛田屋の人気スキンケア『薬用どくだみ※1豆乳※2』シリーズ※3。
その主原料となっている「ドクダミ」は、豆腐の盛田屋の工場がある椎葉村で収穫されています。
今回は、その収穫の様子と椎葉村の自然を活かした化粧品づくりへの思いをご紹介します。

椎葉村の自然が鍛えた 生命力豊かなドクダミ

標高700mにある豆腐の盛田屋の豆腐工場。
その庭に咲くドクダミが、『薬用どくだみ※1豆乳※2』※3シリーズの原料として使われています。

180617_02_どくだみ椎葉村

そもそも、ドクダミは古くから民間治療薬として盛んに用いられてきた薬草の一種。
十の効能があると書かれ、別名「十薬」とも呼ばれています。
その効果をよく知っていた昔の人々は、煎じてお茶にしたり、天ぷらにして食べたりするなど、日々の暮らしの中にドクダミを取り入れ、すこやかさ、美しさに役立てきました。
ここ椎葉村では今でもドクダミ茶を作る習慣があり、自家製のドクダミ茶を健康習慣として飲んでいるお宅もあるといいます。

「椎葉村のドクダミは、すごくタフなんですよ」と話すのは、椎葉村の豆腐工場の工場長
「冷たい雪の下でじっと春を待ち、暖かくなって土から顔を出したドクダミは栄養たっぷり。
人の手に頼らず、自然の力だけで育つので生命力にあふれています」 と工場長。
旬を迎えた5月から7月に手摘みで収穫します。

180617_03_どくだみ収穫

「虫に食われていないか、病気にかかっていないか。
一本一本、状態を確かめながら手作業で摘み取ります。
これが意外に重労働(笑)。
機械を使えば一気に収穫できるけど、元気の良いものだけを選別しようと思ったら手作業でないとね。」
手間をかけてでも、確かな原料を使う。私たち豆腐の盛田屋とお客様との約束です。

ドクダミの葉から 抽出される保湿成分をスキンケアへ。

工場長の手で一本一本手摘みしたドクダミは、泥汚れなどを天然水で洗い落とした後、約2週間かけて陰干しで乾燥させます。
生の葉だとクセのある臭いも、乾燥させることでほぼ無臭に。
化粧品の原料としてふさわしい状態にした後、化粧品工場へ出荷します。

化粧品工場に運ばれたドクダミは、吹き出物や肌荒れのケアに働く保湿成分を丁寧に抽出。
豆乳発酵液やその他の美容成分とブレンドし、ベストのバランスで配合します。
そうして完成したのが『薬用どくだみ※1豆乳※2』シリーズ※3です。

おかげさまで吹き出物や肌荒れに悩む方にご愛用いただき、人気商品の一つとなっております。

「椎葉村で手作りした豆腐や豆乳と同じように、椎葉村の植物が多くの方のお役に立てるのは嬉しいことですね」と話す工場長。これからも椎葉村の自然に感謝する気持ちを忘れずに、丁寧なものづくりを続けてまいります。

※1 ドクダミエキス(保湿成分) ※2 豆乳発酵液(保湿成分)
※3 『薬用どくだみ豆乳ろーしょん 自然生活』『薬用どくだみ豆乳保湿じぇる 自然生活』