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暦とともに暮らす

節分、立春と古くからの祭事がある2月。
暦に関する豆知識をご紹介します。

その1 「恵方」を暮らしに取り入れる

最近よく目にする「恵方巻き」。

恵方とは、古くは正月の歳神(としがみ)が来臨する方角を言い、現在は陰陽道によりその年の干支に基づいて定められます。
吉方とも書き、その方角に向かって事を行うと、万事吉とされます。

恵方巻きを食べるだけではなく、一年間、恵方を意識して事を行ってみては。

その2 立春の日は“厄よけ”のお札を

その昔、「立春大吉」と書かれたお札が貼ってあった家に鬼が入りました。ふと鬼が後ろを振り返ると、入るときに見た「立春大吉」の文字が・・・。

「なんだ、まだ中に入っていなかったのか」と思った鬼は逆戻りして出て行きました。
これがもとで、立春の日に厄よけの願いを込めて「立春大吉」というお札が禅寺の門前に貼られるようになったそうです。

玄関や柱に張り紙を貼る一般家庭もあるので、取り入れてみては。

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その3 節分後の大豆をリメイク

節分で使った大豆、年の数だけ食べても余ってしまった・・・そんな時に「豆番茶」はいかが?

普段飲んでいる緑茶かほうじ茶の茶葉5~6gに対し、大豆10粒を混ぜてお茶を淹れるだけ。ふやけた豆を食べても美味。

お好みで豆を砕いてから茶葉に混ぜてもかまいません。

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